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BLよりもBL?・・・韓国映画「霜花店(サンファジョム)」

昨年末から今年1月にかけて、韓国で公開された「霜花店」・・・雑誌の映画紹介で見てどうしても観たいと思っていた一つです。
ずっと観たいと思っていたので、ワクワクしながら観たのですが、BL好きには期待を裏切らない面白さ・・・BLというより一つの愛憎劇として、3人の思いが交差して面白かったです。
舞台は高麗末期を背景・・・幼き王は側近の子息から36人の美少年を選抜し、彼らを精鋭部隊に育てるため、宮殿で傍に置き寵愛した・・・その名も乾竜衛。
10年の月日が経ち、王(チュ・ジンモ)の寵愛を一身に受けたホンニム(チョ・インソン)がその乾竜衛をまとめる総管(側近)として、護衛だけでなく寝室まで出入りしていました。
そん中、重臣達の中で王位簒奪の陰謀が巡らされ、跡継ぎ問題を口実に元から無理な要求・・・刺客なども送られて・・・。
女を抱けないという王は、跡継ぎを作るために、一番信頼できるホンニムに王妃と寝ることを要求するのですが・・・初めて女性を知ったホンニムは王妃を愛するようになり、またホンニムに嫉妬を感じていた王妃もホンニムを愛してしまい、王を裏切り二人で逢瀬を重ねていた。
しかしそれも長く続かず王にばれてしまい、「過ちだった・・・死をもって償うという・・・」ホンニムに、しばらくホン陣の守備隊としてここを離れて忘れろ・・・と言う王・・・殿下の人として生きていくことを決意し、王妃に別れを告げるのですが・・・王宮を離れる前に、最後に人目だけでも逢いたいという王妃に会いに行き、王妃が懐妊した事を告げられ、溢れる思いと衝動にかられ・・・ホンニムが居ないことを知った王は嫉妬と怒りで王宮を探しまわり、遂にその現場を目撃してしまい、怒りに任せてホンニムを去勢し牢に閉じ込めるのですが・・・。
懐妊した事を知った王が、誰の子かを知る者を皆殺しにすることを危惧した王妃が、密かにホンニムを逃がすのですが、それを知った王は血眼でホンニムを捜し、見せしめに脱出を手助けした者をさらし首にし、女の首にホンニムが贈った香入れの首飾りを付け、王妃の首と見せかけてホンニムをおびき出そうと・・・それを見たホンニムは怒り狂い、「貴方を殺しにやって来ました」と王の前に立ちはだかり、二人の激しい戦いが・・・その戦いの中、それでも今謝ればおまえを許すという王・・・戦うしかないと言うホンニム・・・ホンニムを一刺しした王は「ただの一度も・・・本当に・・・私に愛情を抱かなかったのか?」と目に涙を浮かべて問うのですが・・・「ただの一度もありません・・・」と答えるホンニム・・・自失呆然とした王を一突きにするホンニム・・・意識が遠ざかろうとする中、駆け寄る王妃を見て生きている事を知ったホンニムは、力を振りしぼって王に振り返り、顔を見て一筋の涙を流すのでした。
話はここで終わり、EDは幼い頃の王とホンニムの会話に・・・高台から宮殿を見て、「素晴らしい・・・大きくて立派であんな家に住みたいです」と言うホンニムに、「ならば私と生涯暮らしてみるか・・・」と言う王・・・まるでプロポーズの言葉のよう。
そして劇中で王がホンニムと狩りに出た夢を見たが、あまりにもリアルだったからとその絵を書いていたのですが、その絵は王が弓を引き、ホンニムがその後に付いて入るのを見て、私も弓を引いたほうがよくありませんか?という場面があるのですが、ラストはその絵の中のように、二人で馬に乗り弓を引いて走って行く姿で終わっています・・・その時王に向けるホンニムの優しい笑顔がとても印象的でした。

見終わって呆然とするくらい、良かったです!
三人の交差する想いと愛・・・一度も愛した事はないと言うホンニムの言葉を聴いた時には愕然として、悲しかったのですが・・・このラストの作り方はやはり王を愛していましたよね・・・王妃が殺されてしまったという怒りから後には引けない、そんな言葉を言えるはずもない・・・何より死の間際に、王妃を確認したホンニムが最後に振り返って見たのは王の顔だし・・・戦っている最中に「そんなに愛情が大事か?」と王に訊かれたホンニムは、「愛情を教えてくれたその恩恵に感謝申し上げます」と答えている。
それにしてもこの映画、韓国では18禁ならぬ19禁だったらしいのですが、興行成績は良かったようですね。とにかくホンニムと王妃の絡みが濃厚でリアルで凄い!しかも何度もその場面が出てくるし・・・個人的にはそれを強く描くことで、女を知らないホンニムが愛情よりも情事に溺れていくことを強く描きたかったのでは・・・なんてBLよりの目で勝手なことを思ってしまいました・・・。
王とホンニムの絡みも凄いです!・・・アンティークなんて目じゃない・・・リアルBL・・・。
王の男も面白いと思ったのですが、この映画はもっと深いところまで描かれていて、愛と裏切りの中で交差する激しい思いが胸を打ちます。
色眼鏡などで観ず、是非正面から受け止めて観て欲しい映画ですね。
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  •  ☆乙女ゲームと韓ドラが大好きなオタクな日々☆
     
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