前作は内容的には凄く好きなストーリーでしたので、ボリューム不足が残念というか、もう少し踏み込んで欲しかったというか・・・とにかく物足りなさを感じた作品だったのですが、今回EDに至るまでのそれぞれの想いやエピソード、ED後の二人がじっくり描かれており大満足!ファンディスクということで前作の不満を思いっ切り補ってくれた作品になっていました。
個人的には秋夜と勘介が良かったですね♪
EDに至るまでの軒猿としての立場と主人公への想いとの間で思い悩み、思い詰めて、主人公に嘘を吐いてまで連れ出し越後から逃亡するなんて・・・結局見つかってしまい、謙信の計らいで秋夜は掟によって始末されたことにして二人は南の暖かい地で薬師として幸せに暮らすことに。
(あの秋夜がそこまで思い詰めるなんて・・・そこに至るまでの二人の想いが凄く丁寧に描いてありました)
勘介も、奏とのエピソードや、主人公が現代に戻った後での越後でのことなどが詳しく描かれ、ED後の二人の甘い生活がたっぷり描かれていました。(主人公一筋の自信に満ち溢れた甘い台詞が凄く萌えます)
その他、過保護すぎる弥太郎や、エプロン・三角巾姿の兼久は笑えます・・・それを見た皆は絶句しているにもかかわらず「着てみたい」と羨ましがる秋夜は可愛すぎ!!
前作では攻略出来なかった瑠璃丸が攻略できるのも嬉しい~・・・瑠璃丸と主人公のやり取りに何かと絡んでくる雅刀も面白くていい味出してるし、瑠璃丸が主人公の先祖になった経緯も描かれていました・・・過去からの瑠璃丸の手紙も・・・すべてが上手くまとまっていました。
おまけの謙信と信玄も面白かったです!!
これは2作品で一つという感じですね・・・思うに緋色の欠片のように前作とファンディスクを合わせた愛蔵版と言う形で発売されるといいかなと思いました。
現在は「死神と少女」プレイ中なんですが・・・アマゾンの評価はまぁまぁなんですが、好き嫌いが分かれるようで・・・ホントに本を読んでる感じなんですよね・・・まだ一週目の途中なんでなんともいえませんが・・・全部攻略すると感じ方が違うようです・・・でも今は結構プレイするのがつらいかな(あんまりストーリーに抑揚がない)・・・なんとか進歩クンのキャラに救われながらプレイしてます。
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